ショートレポート:「カンロエックスガム復元」




(a)

(b)



(c)

Fig.1



Fig.2



Fig.3


以前紹介したカンロエックスガムのパッケージのロールが見つかりました。(Fig.1ご参照)

実際には、このロールをガムを包むための機械にセットして使うのだと思います。たぶん昭和36年頃ですので60年以上前のとても貴重なものです。本当に奇跡的です。

今回は、このロールから1個分をカットしてエックスガムを復元してみます。
Fig.3ご参照)



(a)


(b)

Fig.4



Fig.5


今回入手したロールは、チョコレート味のものですが、私が持っているエックスガムのガムさやで同じ味で4枚揃うのはペパーミント味でしたのでこれを使うことにしました。また、ガムの中身は今でも売っているものを流用しました。(Fig.4ご参照)ガムの大きさは、昔から変わっていないんですね。

さて、側面だけ包んでみるとFig.5の姿になります。後は、包みの上下の閉じ方と、上下のバランスです。



(a)


(b)

Fig.6



(a)

(b)

Fig.7



(a)

(b)



(c)

Fig.8


パッケージの上下バランスは、以前紹介したカンロガムの販促レコードに印刷されているエックスガムの外観を参考にしました。
下方にカンロ株式会社のロゴが見えるようなバランスということがわかります。(Fig.6ご参照)

上下の包み方は、当時の他のガムを参考にしました。(Fig.7Fig.8ご参照)これは今でも同じやり方のようですね。

というわけで、Fig.9のように、とうとう往年のエックスガムを復元することができました!!

エックスガムのパッケージは、これまで実物を確認できませんでしたが、謎が解明してとても満足です。良かった。。


(a)


(b)

(c)


Fig.9




(おわり)